「年が明けたから、心機一転頑張ります」 そんなふざけた言葉を、口にしていませんか。
もしそうなら、あなたは自分自身を侮辱しています。 「心機一転」などという言葉は、過去の自分を殺して、無かったことにしたい人間が使う逃げ口上です。
あなたは新人でもなければ、今日生まれたわけでもない。
去年流した悔し涙も、誰にも聴かれなかった曲も、深夜のスタジオで抱えた絶望も、すべてあなたの血肉になっているはずです。
なぜ、それを「ゼロ」に戻そうとするのですか。
去年までの自分を否定するな
多くのアーティストが、新年になると「生まれ変わったつもり」でリセットボタンを押そうとします。だから、いつまで経っても積み上がらないのです。
去年の自分を「ダメだった」と切り捨てるのはやめてください。それは、あなたの自己肯定感を削ぎ落とす自傷行為です。
あなたは今、スタートラインに立っているのではなく、長いマラソンの途中地点に立っています。
今年やるべきことは、新しい本を書き始めることではありません。 泥だらけになりながら書き進めてきた、その物語の**「続き」を書くこと**です。
止まっていた時間も、物語の一部だ
「去年はあまり活動できなかった」「サボってしまった期間がある」 そう言って落ち込む必要もありません。その停滞期間さえも、アーティストとしての物語に必要な「タメ」です。
映画や小説でも、主人公が悩み、立ち止まるシーンがあるからこそ、クライマックスが盛り上がるのです。あなたの沈黙期間は、次に鳴らす音をより強く響かせるための伏線に過ぎません。
無駄な時間など、1秒もありませんでした。
すべてを燃料にして、爆発させる準備はできていますか。
「続き」を鳴らすのは、あなたしかいない
ゼロからリスタートするなんて、甘い考えは捨ててください。
あなたはすでに、多くのものを積み上げてきた人間です。その誇りを持ってください。
経験、技術、そして悔しさ。それらすべてを背負ったまま、マイクに向かってください。
去年のあなたが残したバトンを、地面に叩きつけるのか、それとも強く握りしめて走り出すのか。 答えは決まっているはずです。
さあ、物語の続きを始めましょう。

コメント